わたしたちは、誰もがスピリチュアル(霊性)な存在です。
ですから、目に見える肉体だけにとらわれないで、
もっと目に見えない魂の力を信じるべきだと思うのです。
モンロー研究所の公式アウトリーチ・ファシリテーターでもある
わたしは、魂や意識の探求をライフワークとしています。
アメリカにあるモンロー研究所は、専門機関と提携しながら
「人間の意識」や「死後世界」について50年以上も研究を続け、
世界中の人々の意識の変容に貢献しています。
引き寄せの法則を語るとき、
「では生い立ちが不幸せだったり、大きな災いに見舞われたりした人は、
自らそれを引き寄せているというのか?」
という反発を生むことがあります。
『ザ・シークレット』が大ブームとなった直後、アメリカでも
こうした論争が巻き起こりました。
批判にあるように、惨禍に遭われた人たちは愛と感謝が足りなくて、
ネガティブな思いを持っていたというのでしょうか?
絶対に、そんなことはありません。
これはわたしの解釈ですが、魂は不変の存在なので、
幸・不幸の質量は、今生だけで量れるものではないと思うのです。
(モンロー研でさまざまなことを学び、体験しながら、わたしは
心からそう実感するようになりました)
わたしたちは、いまの肉体に入ってこの世に転生する前に、
人生の筋書きを自分で決めてくるといいます。
どんな容姿と境遇で、どの両親の間に生を受けるのか、
自分自身で選んできているのです。
魂の学びのために、今世の人生を設計してくるのですね。
(ただし、生まれてからは、一瞬一瞬、自分で未来を創造しているので、
大きなあらすじ以外は自由に変えられるのだろうと思います)
自分で「人生のスタート地点とゴール」を決めてきたことがわかれば、
もう、ほかの人を羨んだり、嫉妬したり、不公平に思うことはありません。
試練が多い境遇であれば、それらを乗り越えられるだけの
強い魂レベルであるということにほかなりません。
来世は、さらに高次な学びを深めていかれることでしょう。
(親よりも子どもの魂レベルのほうが高くて、親を助けるために
生まれてきているケースもたくさんあります)
転生の回数やタイミングには個人差がありますが、
どの魂にも共通していえるのは、
「乗り越えられない試練は設定しない」ということです。
今生のあなたを選んだ「自分の魂」に、
まずは感謝してみることからはじめてみませんか?
そして、自分自身で選んだ今生の「わたし」を、
たくさん愛してあげましょう。
自分には幸せになる力がある。そう信じてください。
あなたは、とても素晴らしい光の存在です。
いつもありがとうございます。愛を込めて