私たちはエネルギー体
電子が原子内を超高速で運動していることで、強烈なエネルギーとなり、
硬さのある物質を作っているのです。
すべての物質は粒子だけでなく波であるわけです。
つまり、万物は「物質」であり「エネルギー」なのです。
エネルギーが、想像を絶するスピードと、無限のバラエティによって、
私たちにあらゆる物質を見せているだけです。
以上から、人間、動物、植物、海、山、水、空気、
宇宙はもちろん、目に見えない光、音、色、匂い・・・
この世の全てはエネルギーであり、私たちも「エネルギー体」なのです。
エネルギーとは何かを動かす力であり、生命そのものとも言えます。
量子力学では「この世にはエネルギーしかない」と説明しています。
先ほど、触れた想念もエネルギーなのです。
想念も感情も思考も言葉にもエネルギーがあります。
思考や信念にエネルギーがあるというのは、
細胞生物学者のブルース・リプトン博士も主張しています。
「思考のすごい力」(PHP)をいう彼の著書では、
「信念は細胞を変え、人生を変える」と力説し、
「量子物理学が生物学・医学を変える日は近い」、
とか「心が持っている素晴らしい力」、
「愛情深きものが生き残る世界」などについて書いています。
さらにブルース・リプトン博士は
「私たちが暮らしているこの宇宙は、
確固たる実質的な物体が何もない空間に浮かんでいるのでない。
宇宙はひとつにして分かつことができない、
ダイナミックで全体的な存在であり、
エネルギーと物質が絡まり合っているので、
両者を別々のものとして考えるのは不可能である」と言っています。