量子物理学について
この世に存在する万物は「原子」によって作られていますね。
約100種類の原子が、あらゆるパターンで組み合わさり、
人間を含めた全ての物質を作っています。
原子は、中心に原子核があり、その周辺を電子が高速で回転しています。
その他はすべて空間なのです。
私たちが固体だと思っているものは原子でできていますけど、
その原子はほとんどが空間であるとは驚きですね。
人間の細胞も原子でできています。
細胞の中には、核やミトコンドリアや小胞体などが入っています。
核の中には、染色体があり、染色体をもっと細かくすると、
DNAと呼ばれる分子が入っています。
この分子が炭素原子、水素原子、酸素原子、窒素原子、リン原子などからできています。
つまり身の回りの物は原子を最小単位として成り立っているわけです。
原子核は、中性子と陽子で構成されています。
さらに、中性子と陽子は、「クオーク」という小さな要素に分解できます。
現状では、電子とクオークをさらに分解することは不可能です。
つまり、これ以上分解できない最小単位のものを「素粒子」と呼び、
素粒子などのミクロの世界を記述する力学が「量子力学」です。
量子力学で電子は粒子であるだけでなく、波でもあることが発見されました。
私達が固体だと思っているものは波としての性質も持って振動しているのです。
この宇宙は波動の海です。
量子力学の誕生により、
引き寄せの法則が理解しやすくなりました。