オートバイの事故にあいます。
高校生だったピーターはゲイでした。
本当のことを言えずにいました。
「ありのままの自分でいる」と危険だと思っていました。
それでダンサーになり、
ショーに出たりしました。
とある、楽しいパーティーに参加した帰りです。
スクーターを運転中に、カーブで
対向車線のトラックのヘッドライトが目の前にきて、
慌てて
駐車していたトラックに突っ込んでしまいます。
自分は顔面からトラックに体あたりし、
ほとんど即死でした。
道路に自分は死んで横たわっていますが、
誰もいません。
しかし、トラックに突っ込む直前に
体外離脱をして
なんとも静寂な感じのところにいて
なぜか、すべて大丈夫という感覚に包まれました。
そして、
まさに、『至福』という言葉にぴったりの心の状態です。
道路の横たわる自分は死んでいるのがわかっています。
すると、トンネルが出現して、
そこを凄いスピードで通ると、
良く言われているような愛する人たちは
いませんでした。
しかし、至福の状態にいました。
何も気にしなくて良いのです。
ありのままで良いという感覚。
やがて、どうも人と思えるようなの存在があらわれます。
どうもアジア系の男性。
体は透き通って見えますが肉感はあります。
自分をリラックスさせ、
「ここにいては行けない」と言うのです。
すると至福の感覚は消えていきます。
多分、自分は怒ってしまいました。
そこに留まりたいと粘りました。
気づくと事故現場の自分の体の上に浮いていました。
明らかに自分の足はつぶれて
瀕死の痛々しい自分の肉体には戻りたくありませんでした。
足がつぶれているのが見えて
戻ってもダンサーにはなれないことがわかっていました。
重傷なのです。
気づくと、肉体に戻っていて、
救急車が到着。
目を開くと、
救急医療隊の男性の顔がありました。
相手も自分が目を開いたので驚いていました。
その次に意識があったのは病院です。
ひどい重傷で痛みが全身に走っています。
脊髄がやられて
生涯ちゃんと歩けることはないと診断されます。
ダンサーには戻れないことがわかります。
ホリスティックな医療に興味を持ち、
癒されます。
今ではそれを人に伝える仕事をしています。
そして本当の自分を隠す必要がありません。
今では、「ありのままの自分」(ゲイとか)でいます。