エリザベス・キュープラ・ロス博士

アメリカに住む精神科医で、
十八もの博士号を持つ「死の臨床」という
医学の分野での第一人者です。
 

 「死」というものに、
博士ほど真剣に取組んだ人はありません。
数千人もの人の死ぬ瞬間に立ち会っています。
 
「死後の真実」の本の中では
「死後のいのちは永遠である」
大胆に言っています。
 

 常々、死とは、蝶がさなぎから脱皮するのと同じで、
肉体という殻を脱ぎ捨てて、
新たな世界に移行することで
あると述べていました。
 

 つまり、私たちの肉体はまゆになぞらえることができ、
それは本当の自己ではなく、
仮住まいの家に過ぎなく、

死とはただ、
一つの家からもっと美しい家へ
移り住むだけだと。
 

 エリザベスは神様の愛は無条件の愛で、
子供は神様に送られて
自分の親を選んで生まれてきて、
親の成長や学習を助けることが
できると言っています。
 

 また、生きるというのは
ちょうど学校のようなもので、
私たちは生きている間に、
愛することや愛されることを学び、
魂の修行に来ていて、
それを終えると古巣に帰るだけで、
そこは愛の次元で、
愛する人たちと再会でき、
楽しく過ごすことができるという話
をしています。

死とは本当は魂の故郷で
愛する人に再会できる
とってもワクワクできる
懐かしい世界です。

わたしたちは想像以上に偉大な存在であるということです。
ご自身を大切にしてくださいね!

さあ、笑顔です。
 
 デンマークの湖



死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫)
エリザベス キューブラー・ロス
中央公論新社
2001-01