昨日、祈りについて書きました。
太古の昔から、人間は大いなる存在に、大自然に祈りを捧げてきました。
近年、科学的な見地からその祈りの影響が検証されています。
「笑い」「愛」「感動」といったポジティブな感情、
そして「祈り」が遺伝子に影響を与えるというのです。
(祈りをはじめとする意識研究の最先端を描いた
白鳥哲監督の映画『祈り〜サムシンググレートとの対話〜』を
ご覧になった方も多いかもしれません。素晴らしいドキュメンタリーでした)
祈ると、自分の心が穏やかに癒されるだけではありません。
その波動はほかの人も助けるのです。
ただし、「心配」は祈りと大きく異なります。
自分や相手の光の本質を信じて、「大丈夫」だと信じるのが祈りです。
心配は「心を配る」と書きますが、気がかりなことや不安を配ってはいけません。
祈るときには、愛の心を配りましょう!
ある知人女性の話です。
彼女のお父さまは、大きな手術を控えていました。
女性は小さなお子さんを抱えながら、
毎日、病院へのお見舞いを欠かさず、ご両親を支えていました。
しかし、「不安でたまらない」と言います。
手術はうまくいくだろうか、成功したとしても、
術後のリハビリや一変する生活を、
家庭を持っている自分がどこまでフォローできるかしら、
そんなことを考え出すと、夜も眠れなくなってしまうそうなのです。
「お父さまの生きる力を信じましょう」とお伝えしました。
そして、手術当日に、わたしも祈るから、あなたもお父さまを信じて、
心配するのではなく祈りましょう、と言ったのです。
お聞きした病院名とお父さまのお名前を言いながら、
「すべてうまくいきます」とわたしは祈りました。
その夜、彼女から丁寧なメールが届きました。
「美代子先生に言われたとおり、待合室で祈ろうと思ったときです。
とても温かい金色の光がやってきて、全身を包まれたような感覚になりました。
あれは美代子先生が祈ってくださった波動だったのでしょうか?
安心感でいっぱいになって、それまでの不安や焦りはすべて消えていました。
おかげさまで、父の手術は成功いたしました。術後の経過も良好です」
心配された併発症もなく、現在は、お元気にリハビリに励まれているそうです。
祈りの大きな力をあらためて実感させていただきました。
スイスより愛を込めて
あなたが願う 愛と幸せは現実になる (波動を高める瞑想CD付き) [単行本]
佐野 美代子 廣済堂出版 2015-05-08
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