山川先生は、わたしのコミュニティ参加を
快くご承諾くださいました。
その翌日に、
「『翻訳コミュニティーのお茶会』を初めて開きます」
というご案内をいただきました。
「初めて」というところに大きなシンクロを感じました。
わたしがコミュニティに参加した直後でしたので、
まるで自分のためのお茶会のような感じさえしてしまいました
(わたしはどこまでも幸運体質!!)
そのとき、じつは私生活で多忙を極めていたのですが、
居ても立ってもいられず、遠方の会場まで出かけました。
8名くらいの参加者が1人ずつ翻訳の経験をお話しされる中、
わたしはロザリンドの話を中心にしました。
「ザ・シークレット」のことは最後に少しお話ししただけです。
山川先生は「シークレット」をご存じありませんでしたが、
角川書店なら懇意の方がいるから聞いてあげる、と
言ってくださいました。
わたしが角川に履歴書を送ってから、4か月も経っていたので、
正直、あまり大きな期待はしていませんでした。
ところが、翌朝10時に山川先生から携帯に電話があり、
「翻訳できることになったよ」とおっしゃるではありませんか??!!!
本当にびっくりしました!!!!
そして、わたしとは初対面だったにも関わらず、
また、原書がどいう内容かもご存じないのに、
「亜希子と3人で一緒に翻訳しましょう」
と、おっしゃってくださったのです。
その幸運に身震いがしました。
ひとえに山川先生のご人徳によるものです。
お礼のお食事会
宇宙の導きとしか言いようがない大きな流れを感じました。
まず、ロザリンドの著書があのままスムーズに決まっていれば、
『ザ・シークレット』にあれほど情熱を燃やすことはありませんでした。
ロザリンドの翻訳がダメになったからこそ、引き寄せた出会いです。
また、当時を振り返って、こう思うのです。
もしも翻訳がダメになったあのときに、
わたしが人を妬んだり、環境を恨んだりしたら、
こんな幸運には恵まれなかったのではないか、と。
ティトさん、mixiの読者だった女性、そして山川先生。
得がたい方たちが、わたしを導くガイドになってくださいました。
日本版の『ザ・シークレット』が発行されてから、
みなさんもよくご存じの通り、
日本国内にも引き寄せの大きなブームが訪れます。
「Law of Attraction」をどう訳すか?
「引き寄せの法則」という訳に落ち着くまで、
山川先生、亜紀子さんと3人で
頭をひねったことが、とても懐かしく思い出されます。
おかげさまで、わたしは『ザ・シークレット』に続いて、
『ザ・シークレットto TEEN』『ザ・パワー』『ザ・マジック』
『ザ・シークレット 日々の教え』『ヒーロー』も、
山川ご夫妻と共訳させていただけました。
情熱のまま動いたら、そのときどきでガイドに出会いました。
そして、その導きに素直に従って、
感謝をしながら援助を受け入れたら、
二つの夢が叶いました。
一つ目は「自分が人生の創造主」だとみなさんに伝えること、
二つ目は、出版界デビューです。
六本木ヒルズで「引き寄せの法則セミナー」を
定期的に開催することもできるようになり、
さらには、全国から講演会やセミナー講師に呼ばれ、
「ラムサの学校」で学んだ「人生の創造の方法」――、
つまり、「引き寄せの法則の実践方法」を、
多くの方にお伝えする夢が叶っています。
六本木ヒルズでの「ワクワクセミナー」(眺望抜群の49階)
それにしても、『ザ・パワー』の表紙を
初めて見たときは、とても驚きました。
なぜなら、ハワイのラムサのワークで描いた
『ミラクルブック』(わたしが想像した架空の翻訳デビュー作)に、
よく似ていたからです。
不思議な出来事が重なった翻訳デビューまでの道のりでした。
3回にわたる長文になってしまいました
読んでいただいて、ありがとうございます
みなさんも情熱を抱いたら、
行動して、ときに手放すこともしながら、
夢が叶うことを信じてくださいね〜
スイスより愛を込めて