あなたの心の中にある夢を、言葉にして人に話しましょう。
「海の見える一軒家で、好きなものに囲まれて暮らしている」
「理想の人と相思相愛になった」
「憧れの仕事に就いた」
「目指していた体型になった」
「収入がアップした」
「家族が増えた」
わたしが開催する引き寄せのセミナーでは、
必ずお1人ずつ、夢のビジョンを発表してもらいます。
「すでに叶ったこと」のように、すべて完了形で、
「なりきって」話してもらうのです。
発表してもらった瞬間から、言葉にした夢が波動となって、
その方の内側で動きはじめるのがわかります。
じっと、1人で考えているだけではエネルギーは躍動しません。
ですから恥ずかしがらず、夢を大いに語ってくださいね。
あなたの夢を耳にした人が「夢のガイド」を引き受けてくれて、
素敵な人を紹介してくれたり、理想の物件を教えてくれたり、
そんな幸運の訪れを実感することも増えるでしょう。
ただ、1つだけ注意をしてください。
あなたの夢を否定したり、バカにしたりする人には、
あえて近づかないことです。
彼らを「ドリームキラー」と名づけたのは、
認知科学者の苫米地英人氏ですが、
とても的確なネーミングだと思います。
「あなたにそんなことできるわけがないじゃない」
「なに、バカみたいなこと言ってるの?」
意欲を潰して回る人は、明るく夢を語るあなたが
自分の元から遠ざかってしまう気がして、内心で焦っているのです。
そのため、あなたがしょんぼりするような言葉をたくさん浴びせます。
または、親や親友や恋人など結びつきの強い人が、
本当に「心配して」否定することも多いので、
夢を話した人が罪悪感を抱くことも少なくありません。
「この不景気に独立なんてやめなさい」
「女の子は、可愛いお嫁さんになるのがいちばんの幸せ」
相手は、あなたにとって
もっとも幸せだと信じて疑わない「助言」をしてきます。
しかし、それはその人の価値観に過ぎません。
たとえ肉親でも、人生を代わりに歩いてはもらうことはできないのです。
「心配してくれて、ありがとう」と感謝を伝えたら、
「でも、これからのわたしを見ていてね」と心で祈って、そっと離れましょう。
同居している家族や恋人など、物理的に離れることが難しい相手には、
感謝しつつ、一途に夢に向かうあなたの姿を見せてください。
夢を信じる明るい波動で相手を包み込むと、
その人はあなたの側に引き寄せられてきます。
そして、引き寄せの法則を知っている人、
法則を知らなくても明るく前向きな言葉で応援してくれる人を見つけて、
たくさんの「いいね!」を心の中に集めてください。
その「いいね!」の波動は、
夢を引き寄せる偉大なエネルギーになります。
いつもありがとうございます。
スイスより愛を込めて
あなたが願う 愛と幸せは現実になる (波動を高める瞑想CD付き) [単行本]
佐野 美代子 廣済堂出版
2015-05-08